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ご挨拶

執行 良彦コロナウイルスが蔓延してから世界の情勢は急速に変化し、今まで常識のように考えていた価値観が一変してしまいました。当たり前のようにレストランなどで食事ができていたのに感染が恐ろしく外出もままならない状況が続き、飲食業界や旅行業界などは重大な影響を受けています。それらのストレスなどにより風邪や中耳炎、鼻炎などといった疾患以外にもめまい、耳鳴などで苦しまれている患者さんが以前に比べて増えていると実感しています。耳鼻咽喉科においても「あたかもそこにコロナウイルスがあるかのように」考えられ、受診を控えられた時もありました。

確かにオミクロン型コロナウイルスは今までと違い気管や肺ではなく、鼻や咽頭に多く存在すると言われています。耳鼻咽喉科こそ鼻や咽頭を熟知しており、正しく感染対策を行えば簡単には感染しないことは実際の毎日の診察で確信しております。私自身が毎日患者さまの耳はなのどを覗いているのですから。

当クリニックでは開院して27年を迎え、医学的な取り組みはもちろん、多様化する患者さんのニーズに合わせた診療を行うべく、下記の5つをテーマに診療を行っています。

院長 執行 良彦

所属学会・資格

  • 医学博士
  • 日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医
  • 日本耳鼻咽喉科学会認定 補聴器相談医
  • 日本耳鼻咽喉科学会認定 騒音性難聴担当医

下記の5つをテーマに診療を行っています

1.ていねいな診察

「ていねいな診察」と一言でいいましてもなかなか難しく、どこの医院のホームページを見ても「ていねいな診療」という言葉があふれています。実際に医院を受診してみたら医師以外のスタッフが流れ作業で案内し、医師自身の診察は一瞬で終わってしまうということは皆様方も経験あると思います。元来、私自身がテキパキできない性質なのです。患者さんに対して「はい、あなたの病気は○○です。薬を出しときますから飲んでください。」だけであれば確かに診察は早くなり、患者さんを長時間お待たせすることも無いかも知れません。しかし患者さんが不安を抱えてこられている以上、可能な限り症状をお聞きし、医師本人がしっかりと説明を行なった上で、安心して帰って頂くことが我々医師の使命であると思っています。
病気にとって一番怖いものは「無知」です。患者さんお一人お一人が少しでもその病気に対して知識を得て、回復に向かって頂けるよう、できる限りのお手伝いをしたいと考えています。
「病気に困っている人を癒すことができるクリニック」が私の理想の医院像です。

2.見せる医療、わかりやすい説明

耳鼻咽喉科の対象領域はその名の通り、みみ・はな・のどです。気軽に鏡で覗くわけにはゆきません。普段は目には見えないところをなるべく画像化して患者さんに直接見てもらうようにしています。ご自身の体がどのようになっているかを見ていただくことが、早期回復へのモチベーションにもつながります。

また、イラストやお渡しできる資料などを充実させて、わかりやすく説明し、理解して頂く取組みも現在進めています。

3.患者さんの融通がきくクリニック

患者さんの融通がきくクリニック現状では長時間お待たせすることも多く、達成できているとは言えませんが、これも当クリニックが心がけている項目です。現代社会は仕事や子育てや介護など、何かと忙しい人が多いかと思います。そのような方に医学上正しいからといって「毎日通ってください」といっても実際は難しいケースもあるでしょう。
当クリニックでは、なるべく患者さんの融通の効くように配慮をしています。医学的な見地と患者さんのライフスタイルを勘案して治療計画を立ててゆきます。

4.積極的な他科との連携

人間の医療は耳鼻咽喉科をはじめ内科や外科、眼科など多くの科目に分かれている通り、それぞれの領域のスペシャリストが病気を細かく細分化して診療にあたっています。
当クリニックにお越しになる患者さんの中にも、耳鼻咽喉科領域では扱えない、あるいは他科で診療を受けたほうが早く回復するケースもあります。そのような場合には、無駄に当院で治療を続けることはせず、他科の協力を積極的に活用しています。それが結果として患者さんの健康と医療費の抑制につながると考えています。

5.なるべく通わせない診療

なるべく通わせない診療上にも書きましたが、最近の患者さんのニーズは「なるべく通わなくて治る」というところになってきているので、「一度お越しいただいたら患者さんのお悩みが一挙解決になること」を究極の目標としています。医学の発展によって耳鼻咽喉科は昔に比べて必ずしも頻繁に通院する必要は無くなってきています。
お忙しい方でも安心して通える体制の構築や知識の習得に努めています。

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